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BSデジタル20周年・新4K8K2周年の記者発表会を開催

一般社団法人 放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、11月20日に「BSデジタル20周年・新4K8K2周年」の記者発表会を東京都内で開きました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、来場は、原則プレス関係者に限り、感染対策に万全を期しました。また、オンラインでの視聴もできるようにし、33人が来場、337人がオンラインでの参加となりました。(このうちプレス関係者は、来場、オンライン参加含めて約50名)
記者発表会では、12月1日にBSデジタル放送20周年、新4K8K衛星放送2周年を迎えるにあたって、武田総務大臣や石塚JEITA会長のビデオメッセージ、NHKとBS民放5社による共同制作のPR番組(前田NHK会長、大久保民放連会長挨拶を含む)や12月の「新4K8K衛星放送で見ようよ!月間」の紹介、来年3月に4K放送を開始するWOWOWの田中社長、また新たにBS放送に参入する、よしもとBS、ジャパネットホールディングス、BS松竹東急の各社長が登壇し、放送内容と抱負を語りました。
このあと、新4K8K衛星放送視聴可能機器台数(10月末締め)や電波漏洩対策補助事業などについてA-PABからの報告が行われました。

会場全体

まず、主催者を代表してA-PABの相子宏之理事長が次のように挨拶しました。

A-PAB 相子宏之理事長 挨拶

『日頃より、APABの活動にご協力いただき誠にありがとうございます。
この20年を振り返ると、インターネットが急速に進化し、通信技術の進展で、スマートフォンやタブレット等の新しいデバイスも普及、メディア環境も大きく変化しています。
一方で、BSデジタル放送は、地上デジタル放送に先駆け、高画質のデジタルハイビジョン放送を開始し、視聴可能世帯も7割を超え、地上波に次ぐ重要な基幹放送メディアとして成長。放送サービスは、その信頼性、安定性で、まだまだ重要な役割を果たしており、高度化等により、そのメディア価値もさらに向上していくものと考えています。加えて、2年前には、新4K8K衛星放送もスタートし、より高画質での放送もお楽しみいただけるようになっています。
新4K8K視聴可能機器台数は、10月末現在で、627万台。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、東京オリンピック・パラリンピックも延期となり、普及の伸びの鈍化が懸念されましたが、巣ごもりや特別定額給付金に加え、家電販売店、メーカー、ケーブルテレビ等各社のご協力により、順調に普及。来年の東京オリンピック・パラリンピックの頃には、何とか、一千万台の普及を目指したいと考えています。
APABとしても、引き続き、放送サービスの高度化を通して、皆様のお役に立てるよう活動してまいりますので、今後とも、ご支援、ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。』

A-PAB 相子理事長

武田良太総務大臣

続いて、武田良太総務大臣がビデオメッセージで以下のように述べました。
『BSデジタル20周年・新4K8K2周年 記者発表会」が、開催されますことを心からお慶び申し上げます。
昨年11月、新規参入する3者の認定をいたしました。新たな放送事業者の参入が、衛星放送業界の更なる活性化につながることを期待しております。
2周年を迎える新4K8K衛星放送について、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、番組制作においても多くの御苦労があったかと思います。だからこそ、これまで養われたノウハウから、4K・8Kの特徴を活かし、感動を与えられる番組制作に引き続き取り組んでいただければと思います。
総務省といたしましても、関係事業者・団体の皆様とともに、受信環境の整備や周知・広報に取り組むことで、新4K8K衛星放送を更に盛り上げてまいります。』

武田総務大臣ビデオメッセージ

(一社)電子情報技術産業協会(JEITA) 石塚茂樹会長

次に、(一社)電子情報技術産業協会(JEITA)石塚茂樹会長のビデオメッセ―ジが上映されました。

『BSデジタル20周年、新4K8K2周年を迎えられる事、おめでとうございます。
JEITAは番組制作を支える放送機器メーカーと、その放送を視聴者に伝える受信機メーカーの顔を持ち、コンテンツを作る、送る、受ける、を支える立場にあります。
今後も、番組コンテンツの制作に、より一層取り組んでもらえるよう努力すると共に、関連する団体の皆様と連携し 4K8K放送の更なる普及に努めて参ります。
テレビ受信機は、最近では巣ごもり需要の追い風も受け、大型テレビの出荷台数が好調に推移していることから、今後さらに新4K8K衛星放送を楽しんでいただける環境が整う事を期待しています。』

「新4K8K衛星放送で見ようよ!月間」説明
BS編成担当者会議主査・㈱ビーエスフジ 荒井昭博常務取締役

『BS編成担当者会議の主査を務めている立場から「新4K8K衛星放送で見ようよ!月間」キャンペーンについてご説明する。
この12月1日で新4K8K衛星放送2周年を迎えるにあたって、NHKとBS民放5社が共同で、12月にキャンペーンを行うこととした。NHKの珠玉の番組のほか、BS民放は、レギュラー番組のほかに各社それぞれ10番組ほどの4K特別番組を編成する。また、まだ4Kテレビをお持ちでない方も、このキャンペーン期間に間に合うように、「テレビを買おう」と思っていただけるよう、11月12日以降、NHK、BS民放5局で異例の共同PR番組を制作。「新4K8K衛星放送で見ようよ!」という15分の番組を放送している。

番組ガイド12-1月号表紙

各局の4K番組のみどころは、たとえば、
フィルム映画のリマスター版:4Kで見ると、映画館で見るのに近い迫力
絶景を紹介する番組:世界の広大な景色を紹介する場合にも、その場に居合わせたような臨場感を発揮する
食べ物の番組:湯気やおいしそうなシズル感が満載
ドラマ:よりリアルで立体的な表現
報道番組:深堀りをしたり徹底討論をしたりするBSの報道番組のコメンテーターの表情や額の汗を感じる
音楽番組:圧倒的な高音質を再現などとなっている。

このほか、NHKとBS民放で共同のスポットを放送する。これも画期的な取り組み。A-PABという枠組みのおかげもあって実現した。今日、初めて公開する。これから、12月末まで各局で、毎日放送することになる。

まだ新4K8K衛星放送を見ていない方にも、「見たい」、「4Kテレビを買いたい」と思っていただけるよう、われわれとしても頑張っていきたい。テレビは見るものから感じるものへと進化。ぜひ12月のNHKとBS民放5社がその垣根を超えた共同キャンペーンにご期待いただきたい。』

MC:小野寺アナウンサー
BS編成担当者会議主査:ビーエスフジ荒井常務取締役

15分の共同番組内で紹介されたNHK 前田晃伸会長と、民放連 大久保好男会長のビデオメッセージは、以下の通りです。

日本放送協会(NHK)前田晃伸会長

『NHKでは、超高精細の4K・8Kならではの「スペシャルな感動と体験」ができる番組を、BS4KとBS8Kの2つのチャンネルでお届けしています。
とくに、NHKが世界で初めて放送を開始したBS8Kでは、国際宇宙ステーションISSから撮影した8K映像によって、宇宙に浮かぶ美しい地球の姿を、宇宙飛行士と同じように眺めることができる番組「8Kアースウォッチャー」など、最先端の映像体験を楽しんでいただける番組を放送しています。
また、日本の国宝など、貴重な文化財や歴史的遺産を、8Kの超高精細映像技術によって記録し、未来へと伝える取り組みも進めています。
これからもNHKは、引き続き先導的な役割を果たすとともに、「NHKらしい」充実したコンテンツをお届けしてまいります。』

(一社)日本民間放送連盟 大久保好男会長

『本年12月1日、BSデジタル放送は開局20周年、新4K8K衛星放送は開局2周年を迎えます。BS放送をご覧の皆様に、この節目の時に、改めて感謝申し上げます。
民放でもBS独自のニュース番組やドラマなど、多くの皆様にご支持をいただいてる看板番組が増えてきました。圧倒的な映像美が魅力のBS4K放送では、各局が得意分野を生かし、それぞれに異なるカラーを持った、幅広いジャンルの番組をラインナップ。新たな文化の発信源として、BS放送の成長は続いています。
BSデジタル放送にこれからもご期待ください。』

㈱WOWOW 田中晃代表取締役社長執行役員

続いて、2021年3月より4K放送を開始する㈱WOWOWの田中晃代表取締役社長執行役員が登壇し、新しい放送内容について説明しました。

『WOWOWは1990年12月より試験放送を開始し今年で30年、さらにBSデジタル放送を開始して20年が経過。そしてさらに、2021年3月より4K放送を開始する。もともとの制作素材が4Kであれば、テニス、サッカー、ドラマ、映画などは可能な限り4Kで放送したい。ピュア4K番組は、平日夜、および土日に集中的に投下していく。お客様に番組は、4Kで視たいと思っていただけるよう、4K放送の発展に貢献していくつもりだ。
WOWOW加入者であれば、追加料金なし(⼀部条件あり)で視聴可能なのでぜひ期待していただきたい。』

WOWOW 田中代表取締役社長

次に、新しくBS放送に参入する3社の社長がそれぞれ登壇して、挨拶と放送内容の説明をしました。

よしもとBS㈱ 稲垣豊代表取締役社長

『よしもとBSは、2021年度の開局をめざし現在準備にとりかかっている。
チャンネルテーマは「地方創生」。吉本興業では、2011年より「47都道府県に'住みます芸人プロジェクト」を展開し、活動している。このチャンネルでは、住みます芸人を中心とした各地からの情報番組を核とすることを考えている。住みます芸人は現在全国に145名おり、彼らが特派員として、地域の方々と交流し情報の発信を担う。単なる情報発信だけでなく、各地の課題解決にも取り組む。
また、ノーベル平和賞を受賞したバングラディッシュのムハマド・ユヌス氏と吉本興業が提携した『ユヌス・よしもとソーシャルアクション』とも連動しながら課題解決を事業化し、新たな収益も模索していきたい。
スタジオについては、墨田区の情報経営イノベーション専門職大学と連携し、地域の方々と交流を図れるコミュニケーションスタジオを目指したいと思っている。』

よしもとBS 稲垣代表取締役社長

㈱ジャパネットホールディングス 髙田旭人代表取締役社長 兼 CEO

『ジャパネットという会社は通信販売というイメージが強いと思うが、6年前に社長に就任し、この数年間は、加えてスポーツ地域創生事業も行っている。長崎のサッカーチームのほか、来年はバスケットチームを作る。また、4年後にはスタジアムアリーナを作る計画がある。通販とスポーツ地域創生事業との間に共通するものは、良いものを見つけること、磨くこと、伝えること。商品だけでも、サービスだけでもない、地域を盛り上げ、マイナーを含めてスポーツの魅力を発信していく。頑張っている人々の姿を伝える番組を放送することで日本を元気にしていきたいと考える。これまでのスタッフに新しい人材を加え、頑張っていきたい。』

ジャパネットホールディングス 髙田旭人代表取締役社長兼CEO

BS松竹東急㈱ 橋本元代表取締役社長

『BS松竹東急は映画のパイオニア、歌舞伎など劇場、伝統文化の継承や、新しいものへの挑戦をする松竹と、エンターテイメントシティ渋谷を掲げ最新文化の発信地である渋谷を世界に、未来へ繋げていく街の開発を続ける東急とが、新しいコミュニケーション、豊かなコミュニティの場を皆さんと一緒に作っていくメディア、放送局を目指していきたいと思う。
これから人と人の繋がりも見直され、新しい形、時代の背景を受けたメディアの在り方も色々な可能性が出てくると思うが、後発局として3局一緒に挑戦していくので、皆様のご支援をお願いしたい。』

BS松竹東急 橋本代表取締役社長

この後、登壇者全員によるフォトセッションがありました。

集合写真 フォトセッション

A-PABからのお知らせ

続いて、A-PABからのお知らせとして、木村理事が登壇、10月末現在の新4K8K衛星放送視聴可能機器台数と今後について説明しました。

『10月末の累計の台数は、627万台であった。好調の要因の一つは、アナログ放送終了時の2008年から4年間に購入された約6,900万台が、10年を過ぎ、買い替え時期になっていること。
もう一つは、買い替えるなら、オリンピックも、ネット動画も「大画面、4K」で見たいという共通したユーザマインドが顕著なこと。
今後は、東京オリンピック・パラリンピックまでに、1,000万台達成を期待している。それは、民間のBS放送などCMビジネスモデルの1つの分岐点でもあり、マーケティング理論の「アーリーマジョリティ(34%)」という本格的な普及段階に入ることを意味する。
1,000万台達成に向けては、来年7月までの9カ月間で、月平均41万台ペースでの普及が必要。A-PABとしては、今まで以上に大手家電流通協会、全国電商連などと連携を強化すると共に、コールセンター、ホームページの充実など出来る限りの普及推進策を展開し、新4K8K衛星放送の魅力を伝えていきたい。』

A-PAB 木村理事

最後に、A-PABの宇佐美雄司4K8K推進センター長が、電波漏洩対策補助事業やBS帯域再編について説明しました。

『新4K8K衛星放送の電波は、南西の方角が見通せる場所にBSアンテナを設置できるご家庭では、すぐに、そして簡単に受信可能。しかし、既に衛星放送に対応している「戸建」や「マンション」に、4K8Kを導入する場合は、BSアンテナやブースターなどの機器の交換が必要。
受信の基本は、上記の通りだが、既存の受信設備で見る際に、新4K8K衛星放送の「左旋」の中間周波数帯の電波が漏れると、Wi-Fiや電子レンジと相互に干渉してしまうため、電波漏洩対策として受信設備を改修する場合の経費の一部に、国の「助成金」が利用できる。
この助成金の申請をわかりやすく解説しているA-PABホームページの「簡単申請ガイド」や「助成金まるわかり動画」をご覧いただくと簡単に申請できるので、ぜひ、このホームページをご覧いただき、電波漏洩対策の助成金を活用して「新4K8K衛星放送」の受信設備の整備を進めていただきたい。
なお、不明な点や制度の細かな条件、マンションの改修はどうすれば良いのか?などは「電波漏洩対策コールセンター」0570-048-068へお気軽にご相談ください。』

A-PAB 宇佐美4K8K推進センター長

以上で「BSデジタル20周年・新4K8K2周年」の記者発表会は終了しました。

記者発表会資料はこちらPDFファイルを開きます[18MB]

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