
BSデジタル放送とは、放送衛星から信号が送られる衛星デジタル放送のことを言います。
                (通信衛星からのものは、CSデジタル放送と言います。)
                人工衛星から日本全国に向けて信号が送られるので、全国で同じ放送番組が見られ、比較的安定した運用が可能です。
                
BSデジタル放送では、デジタル技術の特長を生かして、ハイビジョンの高画質・高音質放送、マルチ編成、データ放送、双方向サービス、EPG(電子番組表)、字幕放送などをお届けしています。それぞれの機能の特長は地上デジタル放送のページをご参照ください。
                    なお、BSデジタル放送では、ワンセグは提供していません。
                ※放送内容や受信料・視聴料などについては、各放送局までお問い合わせください。
| チャンネル名 | ワンタッチ選局 | チャンネル番号 | 
|---|---|---|
 NHK BS | 
                            1 | 101 | 
| チャンネル名 | ワンタッチ選局 | チャンネル番号 | 
|---|---|---|
 BS日テレ | 
                            4 | 141 | 
 BS朝日 | 
                            5 | 151 | 
 BS-TBS | 
                            6 | 161 | 
 BSテレ東 | 
                            7 | 171 | 
 BSフジ | 
                            8 | 181 | 
 BS10 | 
                            10 | 200 | 
 BS11 | 
                            11 | 211 | 
 TwellV(トゥエルビ) | 
                            12 | 222 | 
 放送大学 | 
                            231 232 531(ラジオ)  | 
                        |
 J:COM BS | 
                            260 | |
 BSよしもと | 
                            265 | 
| チャンネル名 | ワンタッチ選局 | チャンネル番号 | 
|---|---|---|
 WOWOWプライム | 
                            9 | 191 | 
 WOWOWライブ | 
                            192 | |
 WOWOWシネマ | 
                            193 | |
 BS10プレミアム | 
                                                        201 | |
 グリーンチャンネル | 
                            234 | |
 BSアニマックス | 
                            236 | |
 J SPORTS 1 | 
                            242 | |
 J SPORTS 2 | 
                            243 | |
 J SPORTS 3 | 
                            244 | |
 J SPORTS 4 | 
                            245 | |
 BS釣りビジョン | 
                            251 | |
 WOWOWプラス | 
                            252 | |
 日本映画専門チャンネル  | 
                            255 | |
 ディズニー・チャンネル  | 
                                                        256 | 
BSデジタル放送のチューナー、もしくはチューナーが内蔵されたテレビ、録画機、パソコンなどと、BSデジタル放送の受信アンテナ(パラボラアンテナ)が必要です。
多くの場合視聴できますが、アンテナが1996-97年よりも前に発売された製品の中には、所要の性能を満たしていないものがあります。アンテナを接続してBSの各チャンネルを選局してみて、映らないチャンネルがある、もしくは全く映らなければ、交換が必要となります。
以下の端子で接続できないアナログテレビでは、ハイビジョン画質でご覧いただけません。
                        (1) コンポーネント端子(Y、Pb、Pr)で接続する。
                        (2) D3、D4端子で接続する。
                        (3) HDMI端子で接続する。
                        黄色のピンコードやS端子ケーブルで接続すると、標準画質となりますので、ご注意ください。
| 走査線数・走査方式 | D1端子 | D2端子 | D3端子 | D4端子 | D5端子 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1080p | × | × | × | × | ○ | 
| 7200p | × | × | × | ○ | ○ | 
| 1080i | × | × | ○ | ○ | ○ | 
| 480p | × | ○ | ○ | ○ | ○ | 
| 480i | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 
i・・・(interlace)飛び越し走査
                        p・・・(progressive)順次走査
                        現在、BSデジタルのハイビジョン放送は1080iで放送されているため、ハイビジョン画質でご覧になるにはD3以上の端子を備えたテレビが必要です。
MPEG-2 AAC対応のAVアンプとスピーカーセットがあれば、5.1chサラウンドをお楽しみいただけます。
番組ガイド誌やEPGで「5.1」などと表示のあるものは、5.1chサラウンドで放送されています。なお、EPGの「SS」表示はサラウンドステレオ、「S」はステレオ放送の意味です。
| 記号 | 読み方 | 備考 | 
|---|---|---|
| HV | ハイビジョン放送 | 高精細(いわゆるハイビジョン)放送 | 
| S | ステレオ | |
| SS | サラウンドステレオ | |
| MV | マルチビュー | ハイビジョンチャンネルを最大で3つのチャンネルに分割して、それぞれ別の内容の番組を放送する | 
| N | ニュース | |
| W | ワイド放送 | 番組の画像サイズが16:9 | 
| 双 | 双方向放送 | 電話回線やインターネットを利用してアンケートやクイズなどに参加できる | 
| 映 | 映画 | |
| 二 | 二ヶ国語 | 副音声で外国語放送をしている | 
| 多 | 音声多重 | 副音声で放送をおこなっている | 
| 字 | 字幕放送 | |
| デ | 番組連動型データ放送 | |
| 生 | 生放送 | 
ハイビジョン画質と標準画質を切り替えて放送できるようになっています。
                        標準画質で放送を行う場合は、チャンネルを分割して同時に異なる番組を放送できるため、EPGではチャンネルが分かれて表示されています。
NHK BSデジタル放送や地上デジタル放送では、多くの番組に「字幕」を付けて放送しています。アダプターのようなものは必要なく、受信機の設定を「字幕放送を表示する」とごらんいただけます。
ほとんどの場合そのまま使えますが、目安として1996-97年より前に発売された製品(※)の中には、BSデジタルに対応していないものもあります。まずはデジタルチューナー(内蔵TVなどを含む)に接続してみて、全チャンネルが正常に映らないようであれば、交換することをおすすめします。
                        ※ 製品によって異なります。くわしくはアンテナメーカーへお問い合わせください。
BSと110度CS放送(スカパー!)の共用アンテナであればご視聴頂けます。
                        スカパー!プレミアムサービス(124/128度)専用のアンテナでは、BSデジタル放送は受信できません。
スカパー!プレミアムサービスとはアンテナの方角が異なります。BSアンテナを設置する際は、取扱説明書をご覧の上、お住まいの地域あった数値に合わせてください。
ご自分で取り付けることも可能ですが、取り付ける場所(ベランダ、屋根の上等)やケーブルの宅内への引き込みなどによっては、専門業者による工事が必要な場合があります。またアンテナは、垂直に建てたうえで仰角・方位角を合わせないと、受信画像が乱れる原因となります。
                        ご自分で取り付ける場合は、安全に十分注意のうえ正確に行ってください。
取扱説明書をご覧の上、お住まいの地域あった数値にあわせてください。
障害物によりアンテナを付けられない場合には、ケーブルテレビ等に加入して視聴する方法があります。最寄りのケーブルテレビ局にご相談ください。(全国ケーブルテレビ局検索はこちら)
                        アンテナを設置した後に建築物が建ち、受信障害となった場合には、原因者に対応してもらえるケースもあります。
                        原因者とご相談ください。
ベランダなどのアンテナ取り付け場所から、南西の方角、晴天時の午後2~3時に太陽が見通せるかをご確認ください。
                        マンションなどの集合住宅では、アンテナを設置できない場合がありますので、事前に管理人さんにご相談ください。
共同アンテナが屋上に設置されている場合は、壁の端子からチューナーへ接続するだけで、ご視聴いただけます。
                        BSアンテナが無い場合は、BSデジタル用のアンテナを設置する必要があります。マンションの管理人さんにご相談ください。
美観を損ねる、または防災上の理由から、部屋のベランダなどにアンテナを取り付けることを禁止している物件もあります。取り付けでよいかどうかは、管理人さんに確認してください。
いくつかの原因が考えられます。
いずれの場合でも、管理人さん経由で設備の調査をしてください。
多くのケーブルテレビ局で、BSデジタル放送を視聴することができます。 視聴方法や料金については、最寄りのケーブルテレビ局へお問い合わせください。 ケーブルテレビ連盟のホームページでもお住まいの地域のケーブルテレビ局を調べることができます。
パラボラアンテナを設置し、デジタルテレビやBSデジタルチューナー内蔵のレコーダなどがあれば、 ケーブルテレビ局に加入しなくてもBSデジタル放送を視聴できます。
台風などの大雨では、衛星からの電波が弱くなって映らなくなることがあります。天候の回復をお待ちください。
                        また、アンテナが風やベランダのたわみで揺れたり、ケーブルの接触不良などで一時的に映らなくなることがあります。
雨が降ると電波が弱くなるためNHK BSでは低信号レベルでも受信可能な「降雨対応放送」を併行して放送しています。降雨対応放送の画質は低く抑えられています。このため、画面が小さくなったり粗くなったりします。
BSチューナーからBSアンテナへ電源が供給されていないと映りません。分配器は、全端子電流通過型をご使用ください。
                        ただし、ブースターからBSアンテナへ電源が供給されている場合は、1端子電流通過型をご使用ください。
                        
コンバータや同軸ケーブルに水が入ると、映らなくなります。漏電やショートが起きないよう正しく防水加工をしてください。
                        なお危険ですので、濡れた手でコンバータや同軸ケーブルを触らないようご注意ください。
BS・110度CS・地上デジタル放送の3つのチューナーが搭載されたチューナーやテレビでは、地上デジタル、110度CSデジタル放送を見ることができます。なお、地上デジタル放送を受信するためには、UHFのアンテナが必要です。
                                
                                
                                2000年12月から開始したBSデジタル放送は、放送衛星から日本全国に向けて放送しています。
                        2003年12月から開始された地上デジタル放送は、都道府県などのエリアごとに放送局が異なります。
ハイビジョン録画に対応したHDD、ブルーレイディスクまた一部のDVDレコーダなら録画できます。
ハードディスク(HDD)に記録した番組をDVDに移すことができます。
                        NHK、無料民放の番組は、DVDに9回コピーでき、10回目はムーブ(HDDに保存された番組は消去)されます。
                        この方式を「ダビング10(テン)」と呼びます。ダビング10についての詳しいQ&Aはこちらをご覧ください。
                        有料放送の番組は、原則的に1回のみDVDにムーブできます。
                        DVDは、CPRM対応のものをご使用ください。
BSデジタル放送は、法律上国内においてのみ受信できることになっており、放送エリアも日本に限定しています。
                        また、放送番組の著作権や受信料・視聴料の徴収制度からも放送のサービス範囲は国内に限定しています。外国での受信は対象にしていません。