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ダビング10について

1.基礎編

Q1
デジタル放送の「ダビング10」とは何ですか?
Q2
なぜデジタル放送にこのようなコンテンツ保護方式を適用するのでしょうか?
Q3
BS、東経110度CSデジタル放送にも適用されるのですか?
Q4
コピーワンスから「ダビング10」に至った議論の経緯を教えてください。
Q5
デジタル録画機であれば、どれでも9回までコピーできるようになるのですか?

2.応用編

Q6
複製のDVDなどから別のメディアへ再複製する(孫コピーを作る)ことはできますか?
Q7
デジタル放送の番組は、視聴者が自由に複製できるようにすべきではないでしょうか?
Q8
録画した放送番組の一部をYoutubeなどの動画投稿サイトへアップロードしてもよいでしょうか?
Q9
録画機(レコーダー)にアナログ出力があります。ここからもコピーできますか?
Q10
録画機のデジタル音声出力のルールはどうなりますか?

1.基本編

Q1
デジタル放送の「ダビング10」とは何ですか?
A1

デジタル放送の録画回数の制限に関するルールのことです。
(注)「ダビング10」の読み方は「ダビングテン」です。

【解説】「ダビング10」について
「ダビング10」では、録画機からDVD等のリムーバブルメディアへのコピーが9回まで可能となります。10回目はムーブとなり、HDDに記録したオリジナルの放送番組は消去されます。
以前は、デジタル放送をハードディスク(HDD)に録画した後では、リムーバブルメディアにコピーすることはできず、ムーブのみに制限されてきました(通称:コピーワンス)。

[イメージ]ダビング10

【用語の意味】
コピー:DVD等のリムーバブルメディアに録画データの複製を作ること。
ムーブ:ハードディスクからブルーレイディスク(BD)やDVDなどのリムーバブルメディアに録画データを移すことはできるが、その時点で元の録画データは消失すること。

Q2
なぜデジタル放送にこのようなコンテンツ保護方式を適用するのでしょうか?
A2

日本では、地上波を中心に人気の高い、そして質の高い番組が放送されています。適切なコンテンツの保護が行われなければ、コピーが氾濫するおそれがあり、結果として放送で良質の番組が提供できなくなることが懸念されます。

「ダビング10」の導入によって、放送番組を取り巻くさまざまな権利を保護しつつ、視聴者の利便性が向上することが期待されます。

Q3
BS、東経110度CSデジタル放送にも適用されるのですか?
A3

BSデジタル放送の各社(有料、無料とも)および東経110度CSデジタル放送のコンテンツ保護方式として、「ダビング10」またはコピーワンスが運用されます。どちらの方式をどのように運用するかについては各社の判断によることとされています。

衛星放送における「ダビング10」の適用に関するご質問は、各放送事業者までお問い合わせください。

Q4
コピーワンスから「ダビング10」に至った議論の経緯を教えてください。
A4

総務大臣の諮問機関である「情報通信審議会*1」が2007年8月2日に総務大臣に提出した「第4次中間答申*2」の中で、放送事業者や家電メーカーへの要望として提起されたものです。

*1 情報通信審議会 情報通信政策部会
デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会
*2 第4次中間答申
「デジタル・コンテンツの流通の促進に向けて「21世紀におけるインターネット政策の在り方」(情報通信審議会 平成13年諮問第3号 第4次中間答申)「地上デジタル放送の利活用の在り方と普及に向けて行政の果たすべき役割」(情報通信審議会 平成16年諮問第8号 第4次中間答申)情報通信審議会から中間答申

地上デジタル放送の番組は、視聴者が私的利用のためにデジタル録画することが可能ですが、それをブルーレイディスク(BD)やDVDなどのリムーバブルメディアに複製することはできませんでした。情通審の第4次中間答申では、私的利用であることを前提として、複製を9回まで可能とするように見直すことが提言されました。

コピー9回およびムーブ1回という新たなルールは、平均的な家庭の構成人数や携帯端末機器なども含めた新しいデジタル環境を考慮して、視聴者の利便性が向上することでデジタル放送の普及につながるという観点から提起されたものです。

Q5
デジタル録画機であれば、どれでも9回までコピーできるようになるのですか?
A5

対象となる録画機:「ダビング10」が適用される録画機は、ハードディスク(HDD)が内蔵されかつ、ブルーレイディスク(BD)やDVDなどのリムーバブルメディアが搭載されたものです。ご利用の録画機が「ダビング10」に対応する機種かどうかについては、家電メーカー各社にお問い合わせください。

2.応用編

Q6
複製のDVDなどから別のメディアへ再複製する(孫コピーを作る)ことはできますか?
A6

いったん複製したものを別のメディアへ再複製する(孫コピーを作る)ことはできません。

Q7
デジタル放送の番組は、視聴者が自由に複製できるようにすべきではないでしょうか?
A7

著作権法では、一般の視聴者の方々が放送時に視聴できない場合に後で番組を視聴するなどの「私的な利用」に限って、放送局に特別な断りなしで放送番組を個人的に録画することが認められています。しかし録画したデータやそれを記録されたテープ、ディスク等を大量に保有したり、有料・無料にかかわらず他人に頒布することは認められていません。

デジタル技術のコピーは劣化がないため、無制限のコピーが可能になれば、コンテンツの二次的な流通に支障が生じたり、番組制作に対して出演者側の躊躇を引き起こすことになりかねません。従って、無制限のコピーはコンテンツの著作権および隣接する権利を有する方々の了解を得ることができません。テレビで良質な番組を提供するためには、コピー回数を制限することで著作権を保護する必要があることをご理解ください。

Q8
録画した放送番組の一部をYoutubeなどの動画投稿サイトへアップロードしてもよいでしょうか?
A8

録画した放送番組やデータを動画投稿サイトなどへアップロードすることは認められていません。著作権法では、一般の視聴者の方々が放送時に視聴できない場合に後で番組を視聴するなどの「私的な利用」に限って認められています。

Q9
録画機(レコーダー)にアナログ出力があります。ここからもコピーできますか?
A9

アナログ映像出力には通常、コピーワンスのためのCGMS (Copy Generation Management System)が採用されています。したがって、対応する録画機を接続して映像のコピーをすることは一世代まで限定されます。いわゆる、孫コピーはできません。

[イメージ]コピーワンス:アナログ映像出力

コピーが禁止されている映像や音声をコピーしようとしても、録画機が自動的に停止するなどして録画することはできません。

Q10
録画機のデジタル音声出力のルールはどうなりますか?
A10

コピーワンス(1回のみ録画可能)となります。再複製(孫コピー)はできません。

[イメージ]コピーワンス:デジタル音声出力