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地デジQ&A

1.基礎編

Q1
なぜ地上放送のデジタル化をしたのですか?
Q2
地上デジタル放送は世界ではどのような状況ですか?
Q3
2011年(平成23年)にアナログ放送が終了したのはなぜですか?
Q4
地上デジタル放送は、有料放送ですか?
Q5
地上デジタル放送のサービスは何がありますか?
Q6
地デジでゴースト障害はありますか?また、アナログ放送より電波障害が少なくなるって本当ですか?
Q7
地デジだけではなくBS放送などを受信するには、アンテナはどうすればいいですか?
Q8
地上デジタル放送は、従来のビデオ(VHSなど)に録画できますか?
Q9
地上デジタル放送は、DVDレコーダーに録画できますか?
Q10
地上デジタル放送をハイビジョン画質で録画できますか?
Q11
地上デジタル放送は、車でも受信ができますか?
Q12
地上デジタル放送とBS・110度CSデジタル放送はどう違うのですか?
Q13
この他に、分からないことがあればどうすればいいです?

2.視聴編

Q14
地上デジタル放送を見るためには何が必要ですか?
Q15
地デジをケーブルテレビ(CATV)で視聴するにはどうすればいいですか?
Q16
地デジを視聴するには、どのような確認が必要でしょうか?
Q17
「BーCAS カード」って何ですか?地上デジタル放送を見るのに必要なんですか?
Q18
地デジの電波を受信するアンテナについて教えてください。
Q19
エリアのめやすは地上デジタル放送が受信できることを保証していますか。
Q20
地上デジタル放送の受信アンテナはどのようにすればいいのですか。
Q21
集合住宅で地デジを受信するにはどうすればいいですか?
Q22
アナログ放送のときから現在も、電波障害の補償(共同受信設備やケーブルテレビの利用)で受信しているのですが、このままで良いですか?
Q23
地上デジタル放送でも、今のUHFアンテナは使用できますか。
Q24
UHF アンテナを設置する時に、気をつけることはありますか?
Q25
地デジの特定のチャンネルで、受信不能の表示が出たりブロック状のノイズが時々発生します。どうすればいいですか?
Q26
従来使っていたアンテナ関連機器の分配器や同軸ケーブルは、利用できますか?
Q27
アンテナ関連機器の「ブースター」というのはどういうものですか?
Q28
テレビはどうすればいいですか?
Q29
アナログテレビで地上デジタル放送を見ることができますか?
Q30
デジタルテレビの「初期スキャン」というのは何ですか?

1.基本編

Q1
なぜ地上放送のデジタル化をしたのですか?
A1

テレビ放送のデジタル化の大きな目的のひとつに、電波の有効利用があります。電波は無限に使えるように思われるかもしれませんが、放送や通信に使えるのはある一定の周波数の電波だけです。日本の現状は、もうこれ以上すき間のないほど過密に使われていたため、アナログ放送のままでは電波が足りませんでした。デジタル化したことで電波に余裕ができ、今後のさらなる情報通信技術活用社会、情報化社会の進展のために利用することができるようになりました。

Q2
地上デジタル放送は世界ではどのような状況ですか?
A2

地上デジタル放送は1998年にイギリスで開始されました。欧米ではアメリカやドイツ、イタリアなど、アジアでは韓国や台湾、シンガポールなど、世界の29以上の国と地域で放送がはじまっており、デジタル放送は世界の潮流となっています。

Q3
2011年(平成23年)にアナログ放送が終了したのはなぜですか?
A3

2001年(平成13年)の電波法の改正により、アナログテレビ放送による周波数の使用は10年以内に停止することになりました。
これを踏まえて作成された放送用周波数使用計画(チャンネルプラン)などでは、その使用期限を2011年(平成23年)7月24日、 つまり電波法の改正の公示日の2001年7月25日から起算して10年目の日と規定されました。これにより、アナログ放送は2011年の7月24日に終了することになりました。
※岩手・宮城・福島の三県は東日本大震災の影響によりアナログ放送終了が延期され、2012年3月31日に終了しました。

Q4
地上デジタル放送は、有料放送ですか?
A4

民放は今まで通り無料放送です。

また、NHKの受信料に関しては、現在既に契約されている方は、新たに契約を行う必要はありません。 ケーブルテレビや光サービスで視聴する場合は別途利用料が必要になりますので、それぞれの会社にお問い合わせください。

Q5
地上デジタル放送のサービスは何がありますか?
A5

<デジタルハイビジョン>
HD(High Definition)TVとも呼ばれ、 画質の精細さを示す走査線の数が、従来のテレビの2倍以上あります。このため、色彩も美しく、細かいところまでくっきりと見えるので、臨場感あふれる鮮明な映像が楽しめます。 また、画面の横と縦の比率が、地上アナログ放送の4:3の画面に比べ、人間の視野に合う16:9になっているので、迫力のある画面で迫ってきます。

<5.1chサラウンド>
デジタル放送の音声はCD並みの高音質です。特に5.1chサラウンド放送では、専用のアンプと6個のスピーカーで臨場感のある音声が楽しめます。尚、対応番組については、EPG(電子番組表)や新聞のテレビ欄などでご確認いただけます。

<データ放送>
最新のニュースや地域に密着した気象情報・災害情報など、生活に役立つ便利な情報を、リモコンのdボタンを押すだけで「文字情報」や「静止画」で、見たいときに いつでも見ることができるサービスです。また、番組内容と連動しているデータ放送が行われている場合もあります。例えばドラマなら、番組を見ながら、あらすじや登場人物を確認したり、スポーツなら、試合経過や選手紹介などを見ることができます。

<EPG>
EPGとは「Electronic Program Guide」という電子番組表のことです。リモコンでEPG(電子番組表)ボタンを押すと、テレビ画面にその日から1週間の番組表が表示されます。放送時間 や出演者など、最新の番組内容の表示や検索、番組予約を行うことができます。

<字幕放送>
字幕放送とは、セリフやコメントを文字テロップで表示するサービスです。地上アナログ放送の場合は、特別なアダプターが必要でしたが、デジタル放送では受信機の標準機能として、字幕放送が見られます。字幕放送番組については、EPG(電子番組表)や新聞のテレビ欄でご確認いただけます。

<双方向>
受信機に電話回線やインターネット回線をつなぐ(※)ことにより、テレビ局と双方向に情報のやりとりができるようになる機能です。リモコンの操作でクイズ番組に参加したり、テレビショッピングなどを気軽に楽しむことができます。
(※)別途、通話料が必要となる場合があります。

<マルチ編成>
地上デジタル放送では、ハイビジョン1チャンネル分で、アナログ放送と同じ標準画質(SD)の3番組までを同時に放送することができます。これにより、スポーツ中継の延長時などに、メインチャンネルで時間通りドラマを放送しながらサブチャンネルでスポーツ中継を引き続き行うことも可能になりました。

Q6
地デジでゴースト障害はありますか?また、アナログ放送より電波障害が少なくなるって本当ですか?
A6

アナログ放送では、電波が視聴者に届くまでに、雑音で映像・音声が劣化したり、建物などの影響で映像が2 重3 重になるゴースト障害が発生することがありましたが、デジタル放送では、劣化やゴーストはなく、高品質の映像・音声が楽しめます。
また、地形や建造物によって電波がさえぎられる遮蔽障害が起きていた地域も、地デジではその範囲が大幅に縮小され、個別にUHF アンテナを設置すれば地デジが受信できるケースが多いのです。(建造物の近傍など、障害が残る場合もあります)

Q7
地デジだけではなくBS放送などを受信するには、アンテナはどうすればいいですか?
A7

地デジはUHF アンテナですが、BS や110 度CS 放送も受信するためには専用のパラボラアンテナが必要となります。

過去に販売されていたBSデジタル放送受信用アンテナは、110度CSデジタル放送までの性能をカバーしていないので良好に受信できない場合があります。

BSデジタル放送と110度CSデジタル放送を良好に受信するためには、DHマークの表示があるBS・110度CSデジタル放送受信用アンテナをおすすめします。現在、市販されているアンテナはBS・110度CSデジタル放送受信用です。

Q8
地上デジタル放送は、従来のビデオ(VHSなど)に録画できますか?
A8

デジタルチューナーやデジタルテレビの出力を、録画機器の外部入力に接続することで録画できます。
ただし、画質は標準画質になります。

Q9
地上デジタル放送は、DVDレコーダーに録画できますか?
A9

デジタル放送をハードディスク(HDD)に録画した後、DVDなどのリムーバブルメディアへ9回までコピーできます。
10回目はムーブとなり、HDDに記録したオリジナルの放送番組は消去されます。
この方式を「ダビング10(テン)」と呼びます。

Q10
地上デジタル放送をハイビジョン画質で録画できますか?
A10

ハイビジョン画質で録画するには、ハイビジョン録画機能をもつHD DVDレコーダー、ブルーレイディスクレコーダー、ハードディスクレコーダー、D-VHSで録画すれば、デジタルハイビジョン放送の高画質・高音質をそのまま録画することができます。ただし、ハードディスクレコーダーには、ハイビジョン録画機能があるものとないものがありますので、カタログ等でご確認ください。
なお、ハイビジョン画質で番組を楽しむには、録画機器をハイビジョンテレビに接続してください。

Q11
地上デジタル放送は、車でも受信ができますか?
A11

地上デジタル放送は、移動体(自動車等)でも受信が可能な放送方式を採用しています。 また、移動体向けワンセグサービスもあります。
なお、エリア内であっても、地形や建物などによって電波がさえぎられる場合や電波の状態などにより、視聴できないことがあります。

Q12
地上デジタル放送とBS・110度CSデジタル放送はどう違うのですか?
A12

BSや110度CSデジタル放送は、東経110度に位置する衛星を使った放送です。放送エリアは日本全国ですので、日本中どこでも同じ番組をお楽しみいただけます。一方、地上デジタル放送は、各地域の放送局から放送されます。

Q13
この他に、分からないことがあればどうすればいいです?
A13

最寄りの電気店にご相談いただくか、総務省の各総合通信局等の窓口までご相談ください。

2.視聴編

Q14
地上デジタル放送を見るためには何が必要ですか?
A14

地上デジタル放送の受信には、地上デジタル対応受信機器(テレビ)とUHFアンテナが必要です。
また、アンテナの他にケーブルテレビや光サービスで受信することもできます。

Q15
地デジをケーブルテレビ(CATV)で視聴するにはどうすればいいですか?
A15

お近くのケーブルテレビ会社に加入し、地上デジタル放送の視聴を含む契約をすることで地デジの視聴が可能となります。

一般に月単位での有料契約となりますが、屋根にアンテナの設置は必要なく、電波障害も起こらないメリットがあります。壁端子の交換などの工事が必要になる場合もあり、費用はケーブルテレビ会社や契約の内容によって異なります。

ケーブルテレビには「パススルー方式」と「トランスモジュレーション方式」の2つの伝送方式があり、「パススルー方式」では、地デジ対応テレビ、または、デジタルチューナーやデジタルチューナー内蔵録画機器でそのままご覧頂けますが、「トランスモジュレーション方式」では、ケーブルテレビ会社が提供する専用のSTB(セットトップボックス)が必要になります。

自分の所有するすべてのテレビでどのように視聴できるのかを、ケーブルテレビ会社に事前に確認することが大事です。

尚、お近くのケーブルテレビ会社が不明な場合は、

お客様相談窓口 03-6228-6639にお問い合わせ下さい。

Q16
地デジを視聴するには、どのような確認が必要でしょうか?
A16

①地デジの電波が、受信しようと思っている場所まで届いているか?
地デジの電波は全国をカバーしていますが、地形や中継局からの距離など、個々の状況によってごく一部の地域ですが地デジの電波が届かなかったり、届きにくい場所があります。
まずはA-PAB ホームページの「放送エリアのめやす」をご覧ください。お住まいの地域の郵便番号を入力すれば、最寄りの中継局や放送別の受信可能地域が地図で確認できます。

※資料は目安であり、個々の詳細な受信状況については測定が必要です。


②地デジの電波を受信できるアンテナが適切に設置されているか?
地デジの受信にはUHFアンテナを使用します。
アンテナの向きや性能など、お住まいの地域に適した設置が必要です。又、ブースタが必要な場合がります。詳しくはお近くの電器店などにご確認ください。


③地デジ対応テレビや地デジチューナーがあるか?
地デジ対応テレビ、アナログテレビで見る場合は地デジチューナーや地デジチューナー内蔵の録画機が必要です。


尚、上記の①②③の環境が整わない場合、ケーブルテレビ(CATV)などを利用して視聴することができます。
ケーブルテレビ会社では、従来のアナログテレビでも視聴できるデジアナ変換サービスを2015年3月まで行っている会社もあります。詳細は、お近くのケーブルテレビ会社などにお尋ね下さい。

Q17
「BーCAS カード」って何ですか?地上デジタル放送を見るのに必要なんですか?
A17

B-CAS(ビーキャス)カードはデジタルテレビやデジタルチューナなどに同梱されているICカードで、地デジ専用の青カードと、地デジ・BS・110 度CSの3波共用の赤カードがあります。

地デジ専用のカード

地デジ専用のカード

地デジ・BS・110 度CSの3波共用のカード

地デジ・BS・110 度CSの3波共用のカード

デジタル放送では、番組の不正コピーを防止するために暗号をかけてあり、受信機器にこのカードが挿入されていないと視聴できない仕組みになっています。地デジも例外ではありません。

Q18
地デジの電波を受信するアンテナについて教えてください。
A18

地デジは[UHF アンテナ]で受信しますが、①種類②性能などお住まいの地域に適したものを、③ご自宅の状況に合わせて設置してください。

①種類
アナログ放送のときから、全国的にはUHF アンテナの利用が圧倒的に多く、東京都とごく一部の地区のみ、メインはVHF アンテナ、補完としてUHF アンテナを設置していました。

アンテナは ↓ こんな形をしています

UHFアンテナとVHFアンテナ

すでに設置してあるUHFアンテナは、地デジでも大抵そのままお使いいただけますが、UHFアンテナの種類に注意が必要です。

UHFアンテナの種類
全帯域用 LM 帯域用(13~44 チャンネル用) MH 帯域用(31~62 チャンネル用)

[全帯域用]であればアンテナの種類は問題ありません。

ちなみに、ここ6~7 年間に購入されたものであれば[全帯域用]の可能性が高く、アンテナの両端や同軸ケーブルの防水キャップが黄色になっておりますので目安にしてください。

[LM 帯域用][MH 帯域用]かについては、アンテナの横棒の長さに若干の差があるだけで外見では判断しづらいです。地デジ対応テレビを接続して、映らないチャンネルがあるようなら適していないと判断する方法もあります。

②性能
アンテナの性能は、下図のように、最寄りの送信所からの距離を目安にして決めていきます。
(※地形の起伏やビル、山、丘、森などの影響を受けるため、この限りではありません)

地形の影響により電波が弱い地域

アンテナでは、よく「素子」という言葉を使いますが、アンテナを構成する横棒のことで、一般的には、この素子の数が多いほどアンテナ性能が高いということになります。

A.送信所から近距離の場合(受信レベル強) → 14 素子程度のアンテナ

※送信所に近くても、ビルや地形によって電波がさえぎられ、視聴できない場合があります。
※お住まいが送信所に非常に近く、受信レベルが強い場合、室内アンテナも選択肢の一つとなります。
詳しくはの項目をご覧ください。

B.送信所から中距離の場合(受信レベル中) → 14~20 素子程度のアンテナ

C.送信所から遠距離(受信レベル弱)~受信エリアの端及び若干外れ地域に相当する場合 → 20素子以上の多素子型あるいは高性能型アンテナ

アンテナ本体の価格は、14及び20素子で6,000~8,000円程度ですが、一般的に別途工事費用がかかります。工事費用は設置環境や受信状況など、個々の状況によって変わりますが、概ね3万円程度を見積もっておく必要があります。
※価格は2007年時点の平均的な数値であり、目安としてご理解ください。
※個々の見積もりは電器店等にご相談ください。

③ご自宅の状況に合わせて設置して
送信所からご自宅までの距離についてはでご説明しました。ここではご自宅の方角や高さに合わせた設置場所についてご説明します。

UHFアンテナは、「高いところに設置すれば良い」というわけでなく、低い場所でも十分に受信できる場合があるため、「自宅のベランダにご自身で設置する」ということも可能になります。しかし、送信所と反対方向のベランダは電波状況が悪くなるため、設置に適していません。

アンテナの設置は、十分に受信できる高さに調節すること、送信所の方角に向けることが大切です。

アンテナと言えば、のイラストのような形が思い浮かびますが次のようなものもあります。

[イメージ]受信アンテナ:屋外用

「家のベランダは送信所の方向だけど、子供がいるので棒状のアンテナは危なくて設置できない」そんな場合は、このような形のアンテナもありますので参考にしてください。

形は似ていますがこちらは屋外でも屋内でも使えるタイプです。

[イメージ]受信アンテナ:屋外・室内兼用

室内専用のアンテナもあります

[イメージ]受信アンテナ:室内アンテナ

室内に設置する場合もベランダなどに設置するときと同じように、送信所と反対方向の部屋などは適しません。また、部屋の奥まったところに室内アンテナを設置すると、電波状況が悪くなり、視聴が難しくなる可能性が高くなります。

※室内でアンテナを使用する場合は特に受信が不安定になりがちです。
室内アンテナは送信所側に窓のある部屋で、できるだけ窓際近くに置くことをお薦めします。

※アンテナの性能や設置工事についてはお近くの電器店にお問い合わせ下さい。

※デジタルハイビジョン対応のアンテナには、DHマーク(デジタルハイビジョン受信マーク)が付いています。
新たにアンテナを設置する場合は、DHマークの付いたデジタルハイビジョン対応のアンテナをお勧めします。

JEITA DHマーク

(社)電子情報技術産業協会(JEITA)では、BS・110度CSの衛星放送及び地上デジタルテレビ放送ホーム受信用アンテナ・ホーム受信機器の性能及び品質の維持向上のために登録制度を定めて"JEITAデジタルハイビジョン受信マーク"を付し、これを自主的に管理することによって良質なホームアンテナ・ホーム受信機器を審査・登録し、これらの製品の普及促進を図ることを目的にしています。

Q19
エリアめやすは地上デジタル放送が受信できることを保証していますか。
A19

保証ではなく地上デジタル放送が「視聴できる」目安です。地形や建物などによって電波がさえぎられる場合や電波状況により、視聴できないことがあります。

Q20
地上デジタル放送の受信アンテナはどのようにすればいいのですか。
A20

お住まいの住宅形態や受信形態によって地上デジタル放送の受信方法が異なります。詳しくは、下図を参考にしてください。

一戸建て住宅の場合

DHマークとは
(社)電子情報技術産業協会(JEITA)では、BS・110度CSの衛星放送及び地上デジタルテレビ放送ホーム受信用アンテナ・ホーム受信機器の性能及び品質の維持向上のために登録制度を定めて、上記のようなJEITAデジタルハイビジョン受信マークを付し、これを自主的に管理することによって良質なホームアンテナ・ホーム受信機器を審査・登録し、これらの製品の普及促進を図ることを目的にしています。

マンションや集合受託の場合

ビル陰などの受信障害対策共聴設備の場合

ケーブルテレビの場合

Q21
集合住宅で地デジを受信するにはどうすればいいですか?
A21

多くの場合、アンテナは集合住宅の共用設備ですので、管理会社や管理組合、大家さんとご相談ください。

集合住宅のアンテナ設備では多くの場合、BSや110 度CS デジタル放送の受信も同時に検討します。
それにより、アンテナ、混合器、ブースター、分配器、壁面テレビ端子、同軸ケーブルなどをどうするか(今までのものが活用できるか?新設か?)を検討し、費用面も含めて総合的に判断して、対応を取り纏めることになります。

Q22
アナログ放送のときから現在も、電波障害の補償(共同受信設備やケーブルテレビの利用)で受信しているのですが、このままで良いですか?
A22

共同受信設備の管理会社やケーブルテレビ会社に「今後はどうなるか」についてお問い合わせください。

Q6に示したように、多くの電波障害は解消され、個別にUHFアンテナを設置して視聴することができます。
電波障害が解消されない場合は、引き続き現在の共同受信設備を利用してテレビを視聴することになります。

一方、山間部などの放送電波が届きにくい地域での視聴を目的に設置された共同受信設備は、地デジになって個別受信が可能になるケースはほとんどないので、引き続き共同受信設備を利用してテレビを視聴することになります。

共同受信設備が地デジ対応になっていない場合は改修が必要になります。

Q23
地上デジタル放送でも、今のUHFアンテナは使用できますか。
A23

同じUHFアンテナでも受信できるチャンネルが異なるものがあります。現在お使いのアンテナが、お住まいの地域の地上デジタル放送チャンネルに対応していればそのままお使いいただけます。

また、アンテナの向きはお住まいの地域の地上デジタル放送の送信所に向ける必要があります。かつての地上アナログ放送と方向が同じ場合はそのままの向きで地上デジタル放送を受信できますが、送信所の方向が違う場合は、アンテナの向きを変える必要があります。
※受信アンテナの設置についてはお近くの電器店にお問い合わせ下さい。

Q24
UHF アンテナを設置する時に、気をつけることはありますか?
A24

実際の取り付け時には、次の2 点に注意することが大事です。

1.アンテナの向き
アンテナには指向性がありますので、地デジの送信所の方向にアンテナを向ける必要があります。
アナログ放送のときに設置されていたUHFアンテナを利用する場合は、アンテナの向きを調整することが必要となる場合があります。地デジの送信所が新しくできた場合にはそちらにアンテナを向けることが必要となる場合があります。

アンテナの先が送信所の方向になるように設置

2.アンテナの高さ
UHFアンテナでは、設置場所が高いからといって、必ずしもアンテナ出力レベルが高くはならないという特性があります。高さ1m単位で大きく変化しますので、細かく高さ調整をして下さい。

デジタルテレビの画面で「アンテナレベル」が確認できますが、取扱説明書を参考に設置時の目安値としてご活用下さい。
なお、これらの作業をする場合は、アンテナを設置する人とテレビ受信機を見る二人が、お互い携帯電話などで連絡し合いながら進めると効率がいいようです。

Q25
地デジの特定のチャンネルで、受信不能の表示が出たりブロック状のノイズが時々発生します。どうすればいいですか?
A25

いわゆる、電波の質が悪い状態です。
電波の品質を示す指標に「CN 比」というのがあり、地デジを受信するには一定以上の数値が必要です。
デジタルの場合はCN比が一定以下の値になると格子状のノイズ(ブロックノイズ)を発生し、更には、受信不能状態(ブラックアウト)になります。

CN 比が落ちる要因としては、

  • 遠距離受信で電波が弱いなど地域上の問題
  • 使用しているアンテナや混合器・ブースタがデジタル電波に対応していなかったり劣化している
  • 外部からの妨害電波の影響(夜間など特定の時間に発生)

などが考えられます。

対策としては、

  • 高性能アンテナへの変更
  • ブースターのレベル調整やアンテナ周辺機器の交換

などがあります。まずはお近くの電器店にご相談ください。電器店による工事や調整で解決しない場合、複合的な障害要因も考えられます。

Q26
従来使っていたアンテナ関連機器の分配器や同軸ケーブルは、利用できますか?
A26

殆どのものは利用可能です。

ただし、古い分配器では地デジの電波であるUHF電波が通過しないものがあり、また、細い同軸ケーブルではUHF電波の減衰量が大きく利用できませんので注意が必要です。

ちなみに、アンテナと受信機器の間を接続するためには、実際は各種の関連機器が必要になります。主なものを下記に紹介します。

[混合器][分配器][分波器][直列テレビユニット端子]

Q27
アンテナ関連機器の「ブースタ」というのはどういうものですか?
A27
[イメージ]ブースタ

テレビの電波は、同軸ケーブルや分岐・分配器を通ると減衰してしまいますが、それを予め補っておく機器がブースタです。

アンテナを直接デジタルテレビに接続した時に、格子状のブロックノイズの発生がないのに、分配器などの使用により、ノイズが発生する場合は、アンテナのすぐ近くにブースタを取り付けることで改善できます。

なお、「アンテナレベル」「受信レベル」はCN比を表現したもので、ブースタは、必要な信号を増幅しますが、雑音も一緒に増幅するため、表示される値は低くなることもあります。

ブースタを利用する場合は、次の3点に注意をしてください。


1.アンテナの近くに設置
ブースタの入力レベルが低すぎると、弱まった電波は強くできても品質は改善できないので、出来るだけアンテナの近くに設置してください。


2.出力レベルは定格出力を超えないように
ブースタは出力できる電波の強さに限界があり、定格出力(単位:dBμV)を超えると格子状のブロックノイズが出たり、映像が映らなくなったりします。


3. NF(雑音指数)の数値が小さいものを選ぶ
NFが小さいほど信号の品質を劣化させず増幅することが出来ます。

Q28
テレビはどうすればいいですか?
A28

代表的な2つの方法があります。

1.地デジ対応テレビを用意する
最近は、ポータブルタイプサイズから大画面のものまで、品揃えも機能も豊富になりました。


2.アナログテレビ+地デジチューナー あるいは地デジチューナー内蔵録画機器
※ 画質などは使用するテレビの性能・機能の範囲内です。


[地上デジタル][BSデジタル][CSデジタル]

BS放送や110度CS放送も楽しみたい場合は、一般的に「3波共用機」と呼ばれている、「地デジ」「BS」「110度CS」の全てが視聴可能な製品をお選びください。
受信機器に、上記のロゴのように表示されていますので参考にしてください。

Q29
アナログテレビで地上デジタル放送を見ることができますか?
A29

アナログテレビには、地デジチューナーまたは地デジチューナー内蔵録画機を接続すればご覧いただけます。

Q30
デジタルテレビの「初期スキャン」というのは何ですか?
A30

受信機を購入後、アンテナを正しく接続し、郵便番号などを設定すると、受信機がその地域の受信可能な放送局を調べて自動でリモコンのチャンネル番号へ割り振りを行うことです。

初期スキャンを行うことで、テレビが見られます。
その際、その地域で見られるはずの放送局が全部映るかどうかを確認しましょう。
また、アナログ放送と地デジではチャンネル番号が異なる場合がありますのでご注意ください。